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タカスサーキットの建設にあたり、計画段階で、周辺の自然保護と地域環境保護の観点から、予定地をくまなく調査しました。
その結果、建設予定地は「文化財保護法」にかかる遺跡が一部周知されてはいるものの、「鳥獣保護」や「自然環境保護」の規制区域には該当しないことが分かりました。
しかし、絶滅の恐れがあり県域絶滅危惧に分類される『ミズアオイ』や『シャジクモ』などの淡水藻類の野生生物が多く生息(自然繁殖)していることが確認されました。
そこで、福井県自然保護センターの指導と地元自治会の協力を得ることにより、近隣地域にビオトープを設け、敷地内の対象となる植物たちを移植(?)するなどして地域環境保護に全力で努めています。

新設されたビオトープ
 
タカスサーキットは、良質な砂が採取できる原野を切り開いたため、風による砂の飛散や、敷地内からの排水による周辺環境への影響が問題となりました。
そのため、景観保護を考慮し法面には砂の飛散と侵食、および崩壊防止を兼ねた植生ネットを張り巡らせ、コース以外のフィールドには天然芝を植えつけました。

また、パドックを含めた敷地内(本コースは除く)を透水性舗装(高速道路などで施工される排水性舗装の仲間で、一定量の雨水は地下浸透していく目の粗い舗装)を施し、排水溝を一切無くし『雨水浸透施設管理協定』を福井市との間で締結しています。

なお、送電線や各種通信線を地中に埋設し架空線を無くすことで、景観の保護はもちろん、カラスなどの野鳥による糞害や、暴風や着雪による断線を防止しています。

着工前 造成完了
着工前     →    造成後

植生ネット(法面) 芝植付(ホームストレート)
  植生ネットと芝生植付の施工 
 
サーキットを管理運営、または利用する上で周辺環境に配慮しなくてはならないものに、周辺地域に放たれる「音量」と「音質」があることを忘れてはなりません。
山奥や僻地にあるサーキットとは異なり、タカスサーキットは利便性が良い反面住宅地に隣接しております。
地元自治会のご理解とご協力により建設されたこともあり、周辺に与える音に関する影響を少しでも抑えようと、高さ4mの防音壁を近接する住宅側に設置しました。
しかし、この防音壁だけではサーキット内から発する音量を抑えることは不可能で、音源でもある利用者の皆様のご協力を得て初めてその効果が現れることをご理解ください。
                ※ 「騒音規制法」の基準は55db以下です。
防音壁 木矢板による防音壁





騒音計



  騒音計:リオンNL-26
  (校正済 No.2602455)
 

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